メジャーリーグで活躍し、2023年のWBCでは侍ジャパンの一員として世界一に貢献したラーズ・ヌートバー選手。
日本代表としてプレーしたことをきっかけに、
「ヌートバー選手の家族構成は?」
「母親は日本人?」
「父親はどんな人?」
「兄や姉もスポーツをしていた?」
「なぜ日本代表として出場できたの?」
と気になった方も多いのではないでしょうか。
ヌートバー選手は、日本人の母とアメリカ人の父のもと、アメリカで育ちました。さらに、兄と姉は日本で生まれており、本人も幼い頃から日本の野球選手と交流するなど、日本との深いつながりを持っています。
この記事では、MLB公式情報やヌートバー選手本人、母・久美子さんへのインタビューなど、公表されている情報をもとに、家族構成と日本とのつながりを整理します。
先に主なポイントをまとめると、
- 父はチャーリーさん
- 母は日本人の久美子さん
- 兄はナイジェルさん
- 姉はニコールさん
- ヌートバー選手は3人きょうだいの末っ子
- 兄と姉は日本で生まれた
- ヌートバー選手は米国カリフォルニア州生まれ
- 兄・ナイジェルさんは野球経験者で、プロの世界にも進んだ
- ミドルネーム「タツジ」は日本人の祖父にちなんでいる
- 少年時代から日本の野球との交流があった
- 2023年WBCで日本代表としてプレー
- 2026年8月からアリゾナ・ダイヤモンドバックスに所属
ということが確認できます。
ヌートバーの家族構成は5人
ラーズ・ヌートバー選手は、父・母・兄・姉と本人の5人家族で育ちました。
家族構成を整理すると、次のようになります。
| 続柄 | 名前 | 公表情報から確認できること |
|---|---|---|
| 父 | チャーリーさん | アメリカ人。大学時代に久美子さんと出会う |
| 母 | 久美子さん | 日本出身 |
| 兄 | ナイジェルさん | 野球経験者。USCやプロ野球でプレー |
| 姉 | ニコールさん | ヌートバー選手の姉 |
| 本人 | ラーズ・ヌートバー | 1997年9月8日生まれのMLB選手 |
2023年のWBC前には、父チャーリーさん、母久美子さん、兄ナイジェルさん、姉ニコールさん、ラーズ選手がそろった家族写真も報道されました。
母・久美子さんもインタビューの中で、3人の子供を育てたことを語っています。
ヌートバー選手は3人きょうだいの末っ子です。
母・久美子さんは日本人
ヌートバー選手の母は、日本人の久美子さんです。
MLB公式記事でも、母が日本人であることが紹介されています。
2023年のWBCでヌートバー選手が日本代表として出場できた背景には、母・久美子さんの日本のルーツがあります。
MLBのインタビューでは、久美子さんは埼玉県出身と紹介されています。
WBCをきっかけに久美子さん自身も日本で広く知られるようになりましたが、ヌートバー選手にとって母は以前から大切な存在でした。
ヌートバー選手はMLBのインタビューで、母との関係について語り、自分のために多くのものを犠牲にしてくれたことへの感謝を示しています。
2023年のWBCで日本代表としてプレーすることについても、母のルーツを代表できることに大きな意味を感じていたことを明かしています。
父・チャーリーさんはどんな人?
ヌートバー選手の父はチャーリーさんです。
MLBのインタビューによると、チャーリーさんと久美子さんは、カリフォルニア・ポリテクニック州立大学の学生だった頃に知り合いました。
その後家庭を築き、3人の子供に恵まれています。
ヌートバー選手は、日本人の母とアメリカ人の父を持ち、アメリカで生活しながらも日本とのつながりを身近に感じる家庭で育ちました。
父と母それぞれの文化に触れながら成長したことは、ヌートバー選手の日本との関係を知るうえでも重要な背景といえるでしょう。
兄・ナイジェルさんも野球選手だった
ヌートバー選手の兄・ナイジェルさんは、本格的な野球経験を持っています。
MLB公式プロフィールによると、ナイジェルさんは南カリフォルニア大学(USC)で投手としてプレーしました。
さらに2014年のMLBドラフトでは、ボルチモア・オリオールズから12巡目で指名されています。
その後、マイナーリーグで2シーズンプレーしました。
つまり、ヌートバー家ではラーズ選手だけでなく、兄のナイジェルさんもプロ野球の世界を経験しています。
兄弟そろって高いレベルで野球に取り組んできたことになります。
姉・ニコールさんについて
ヌートバー選手には、姉のニコールさんもいます。
母・久美子さんはインタビューで、
- 長男ナイジェルさん
- 長女ニコールさん
- ラーズ選手
という3人の子供について語っています。
2023年のWBC前に報道された家族写真にも、ニコールさんが家族の一員として紹介されました。
ニコールさんはラーズ選手や兄ナイジェルさんのようなプロスポーツ選手ではないため、現在の生活について広く公表されている情報は多くありません。
家族構成としては、ヌートバー選手に兄と姉がおり、3人きょうだいの末っ子であることが分かっています。
兄と姉は日本で生まれた
ヌートバー家と日本とのつながりは、ラーズ選手が生まれる前から続いています。
母・久美子さんはインタビューで、長男ナイジェルさんと長女ニコールさんを日本へ帰国して出産したことを語っています。
一方、3人目となるラーズ選手はアメリカで誕生しました。
ヌートバー選手自身も、日本とのつながりを語ったインタビューで、兄と姉は日本で生まれ、自分はカリフォルニア州エルセグンドで生まれたと説明しています。
兄と姉が日本生まれであることからも、ヌートバー家が長年にわたり日本とのつながりを大切にしてきたことが分かります。
ヌートバーはハーフ?日本とのルーツは?
ラーズ・ヌートバー選手は、1997年9月8日に米国カリフォルニア州エルセグンドで生まれました。
母は日本人の久美子さん、父はアメリカ人のチャーリーさんです。
そのため、日本とアメリカの両方に家族のルーツを持っています。
2023年のWBCでは、母が日本人であることから日本代表として出場する資格を持っていました。
アメリカで生まれ育った選手でありながら、日本のルーツを持つことが、侍ジャパン入りへとつながったのです。
ミドルネーム「タツジ」は祖父にちなんだ名前
ヌートバー選手の本名は、
Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar
です。
MLB公式プロフィールにも「Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar」と掲載されています。
ミドルネームに入っている「Tatsuji」は、日本人の祖父に敬意を表して付けられた名前とMLB公式記事で紹介されています。
2023年の侍ジャパンでは、この「タツジ」にちなんで「たっちゃん」という愛称でも親しまれました。
アメリカで生まれ育ったヌートバー選手ですが、名前の中にも日本の家族とのつながりが残されています。
少年時代から日本野球との縁があった
ヌートバー選手と日本野球との関係は、2023年のWBCから始まったわけではありません。
MLB公式記事によると、ヌートバー選手が9歳頃のとき、ヌートバー家は日本の高校野球選抜チームの選手たちをホストファミリーとして受け入れました。
その中には、後にメジャーリーグでも活躍した田中将大投手もいました。
当時のヌートバー少年は、日本の選手たちと一緒にストレッチをしたり、バットボーイを務めたりして交流したといいます。
本人も後に、このときに出会った日本の選手たちを憧れの存在として見ていたことを振り返っています。
母が日本人であることに加え、幼い頃から日本の野球選手と直接触れ合っていたことも、ヌートバー選手と日本との大切なつながりの一つです。
2023年WBCで侍ジャパン入り
2023年、ラーズ・ヌートバー選手はWBC日本代表に選出されました。
MLBによると、日本国外で生まれた選手が日本代表のユニフォームを着る初めてのケースとなりました。
ヌートバー選手は主に1番打者としてプレーし、攻守にわたって日本代表の優勝に貢献しました。
全力プレーや明るい振る舞いも注目され、チームで行っていた「ペッパーミル・パフォーマンス」は日本全国で大きな話題となりました。
ヌートバー選手自身は、日本代表入りについて、母のルーツを代表できることや、母を喜ばせられることに大きな意味を感じていたと語っています。
日本代表でのプレーは、単に出場資格があったから選んだというだけではなく、本人にとって家族のルーツにつながる特別な経験だったことが分かります。
母・久美子さんとの関係
ヌートバー選手は、母・久美子さんへの感謝をさまざまなインタビューで語っています。
MLB公式記事でも母を大切な存在として紹介し、日本代表でプレーすることへの思いとともに、母への感謝を明かしています。
2025年には、母・久美子さんが2023年WBCで知り合った日本人選手の母親たちと、WBC後も連絡を取り合っていることをヌートバー選手がインタビューで語りました。
2023年のWBCをきっかけに、ヌートバー選手本人だけでなく、家族と日本との交流もさらに広がったことが分かります。
2026年現在はダイヤモンドバックス所属
ヌートバー選手は2021年、セントルイス・カージナルスでメジャーデビューしました。
その後カージナルスでプレーを続けていましたが、2026年8月3日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスがトレードでヌートバー選手を獲得しました。
2026年8月現在は、
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの外野手
としてプレーしています。
ダイヤモンドバックスの公式ロースターにもラーズ・ヌートバー選手が掲載されています。
2026年の移籍は、メジャーデビュー後初めて所属球団が変わる大きな節目となりました。
ヌートバーと日本とのつながりを整理
ヌートバー選手と日本との関係は、母親が日本人という一点だけではありません。
これまでの公表情報を整理すると、
- 母・久美子さんが日本出身
- 兄と姉は日本で生まれた
- ミドルネーム「タツジ」は日本人の祖父にちなんだ名前
- 少年時代に日本の高校野球選抜をホストファミリーとして受け入れた
- 日本の野球選手に憧れていた
- 2023年WBCで日本代表としてプレー
- 本人が母の日本のルーツへの思いを語っている
という複数のつながりがあります。
アメリカで生まれ育ったヌートバー選手にとって、日本は母親の出身国というだけでなく、幼い頃から家族や野球を通して身近に感じてきた国だったことが分かります。
ヌートバーの家族構成まとめ
今回は、ラーズ・ヌートバー選手の父・母・兄・姉と、日本とのつながりについて公表情報を中心に整理しました。
ポイントをまとめると、
- ヌートバー選手は父・母・兄・姉がいる5人家族で育った
- 3人きょうだいの末っ子
- 父はアメリカ人のチャーリーさん
- 母は日本人の久美子さん
- 兄はナイジェルさん
- 姉はニコールさん
- 兄ナイジェルさんはUSCで投手としてプレー
- 2014年MLBドラフトでオリオールズから指名され、プロ野球を経験
- 兄と姉は日本で生まれた
- ヌートバー選手は米国カリフォルニア州エルセグンド生まれ
- ミドルネーム「タツジ」は日本人の祖父にちなんでいる
- 9歳頃に日本の高校野球選抜チームをホストファミリーとして迎えた
- 2023年WBCで日本代表として世界一に貢献
- 日本代表入りについて母のルーツへの思いを本人が語っている
- 2026年8月からアリゾナ・ダイヤモンドバックスでプレーしている
ということになります。
ヌートバー選手が日本で多くのファンから親しまれている背景には、母が日本人であることだけでなく、幼い頃から続いてきた日本との深いつながりがあります。
兄と姉は日本で生まれ、自身のミドルネームには日本人の祖父に由来する「タツジ」が入り、少年時代には日本の高校野球選手たちと交流しました。
そして2023年、そのつながりは侍ジャパンのユニフォームを着てWBCを戦うという形で大きく実を結びました。
ヌートバー選手にとって日本は、母親のルーツであり、家族の歴史と野球の思い出がつながる特別な存在といえるでしょう。
参考資料
- MLB「Lars Nootbaar Q&A」
- MLB「Nootbaar proud to make history for his mother and heritage with Japan」
- MLB「Lars Nootbaar Player Bio」
- Arizona Diamondbacks「D-backs Acquire Lars Nootbaar From Cardinals」
- 婦人公論.jp「ヌートバー久美子さんインタビュー」
- 日刊スポーツ WBC関連記事
